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「スープのある冷し中華 彩の食堂」編(2013年6月5日発売)レポート1

世界初!?『スープのある冷し中華』誕生秘話!!マエストロの男達が最初に向かった意外な場所とは…!?

この夏花月嵐に登場する超〜サプライズ!なラーメン『スープのある冷し中華 彩の食堂』!!しかし当初は昨年同様『冷しラーメン』として開発が進行していたという……「スープのある冷し中華」に至るまでに一体何が起きたのだろうか!?

時は2012年の年末にさかのぼる……

イズイズ「ぼちぼち半年後の2013年夏のラーメンを考える時期ッスねぇ」
フジサキ「今年(12年)は冷しラーメンだったから来年は……」

イノウエ「来年の6月も冷しラーメンで行きましょう!!」
全員「えっ!?」

イノウエ「今回冷しラーメンをやってみてなかなか奥が深くてやり甲斐があったし、このラーメンをもっと世に知らしめたら夏の定番として冷し中華のようなポジションになりうるラーメンだと思うんです!」

2012年6月に発売された『冷しらあめん渚食堂』は、『冷し中華』の影に隠れマイナーな存在となっていた『冷しラーメン』の存在に目をつけた花月嵐ラーメンマエストロ達が冷しラーメンが盛んに食べられている静岡県藤枝市の“藤枝式冷しラーメン”にインスパイアされ生み出したラーメン。
新たな夏の新スタンダードとなった商品だった!!

狩野さん「うん、井上ちゃんの意見に賛成!!で、次はどんなアプローチを考えてるの?」

フジサキ「去年は年の暮れにいきなり藤枝行こうって言われて大変だったよなぁー」
コンドウ「ねえ〜」

イノウエ「折角また冷しラーメンをやるなら、今度は冷しラーメンの発祥の地に行きたいと思ってるんです!!」

狩野さん「冷しラーメン発祥の地ってどこだっけ??」
イズイズ「冷たいラーメンが生まれたって位だから暖かい所なんすかね?」

狩野さん「沖縄だったらもうサイコーなんだけど!!」
イズイズ「ああ〜いいっすねぇ!!」
デコライター「沖縄!!すぐ行きましょう!!」

イノウエ「何言ってるんですか皆さん!!」「冷しラーメン発祥の地は山形!!山形に行きます!!!」

「山……形……??」

デコライター「山形かあ…うん、行きたいけど今は真冬で冷しラーメン売ってる店も流石にないでしょ??」
イズイズ「雪が溶けて春になってからでしょ??」

2人「いやあ〜残念だなあ〜〜」
イノウエ「大丈夫です!!ちゃんと電話で確認済み!!」

イノウエ「誰かさんと違ってちゃーんと調べてます!!!」

デコライター「………」
狩野さん「じ、じゃあボクは次のアポイントがあるから、サヨナラ〜」

そんなこんなで―
キエコ「行ってらっしゃい!!お土産忘れないでね」

年が明けて2013年1月、マエストロとデコライター達は山形へ向けて出発した!!

イノウエ「ちょっと!!起きてみんな!!」

イノウエ「雪!!外の雪凄いって!!」
「お、おお〜!!!」

こうして新幹線は雪の中を目的地・山形へ向けて進み『冷しラーメン』のルーツを求める男達の旅が幕を開けた。
まさか、この時『あの最悪の事態』を誰が予想しただろうか……!?