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短くも濃密な15年
「大正時代」

大正時代は明治と昭和に挟まれていて、大正元年から大正15年までのわずかな期間しかない、日本で一番短い年号の時代です。服装をはじめ、建物や食事もガラリと変わり、様々な文化が入り乱れた時代だったといわれています。 着物姿の人もいれば、洋服やドレスを着た貴婦人スタイルの女性もおり、街は独特の雰囲気でした。

大正時代ならではのカフェの風景!!
まさに「和洋折衷」!!

大正時代の建物

大正時代では洋風の生活に憧れ、一部洋風を取り入れた和洋折衷の文化住宅が都市郊外に多く造られるようになりました。みなさんが知っている東京駅・丸の内駅舎は大正3年に建設されました。

明治時代から広まった洋食文化はこの時代に更に発展しました。普通の家庭では和食が一般的とされていましたが、自分で洋食を作って食べる家庭も増えてきました。

ー日本生まれのオムライスー

大正14年に、大阪市のある洋食屋がいつも同じ白飯とオムレツを注文していた胃の弱い常連客のためにケチャップライスを薄焼き卵で包んだものを提供し、それを「オムライス」と命名したといわれています。

ー映画で注目が集まったシベリアー

羊羹をカステラで挟んだお菓子。カステラを氷原に、羊羹をシベリアの鉄道に見立てて作られたので「シベリア」と呼ぶそうです。(諸説あり)大正を舞台にした映画に登場した際に注目が集められたお菓子。

オリジナルムービー大公開!!